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三仏寺投入堂

投稿者:山崎真司

 今朝ZIP!を見ていると、ダイスケ君が三仏寺投入堂から中継をしていました。
 

 今から20年以上前に家族で訪れた時のことを思い出しました。

 記憶も曖昧な幼き頃、父に手を引かれながら、道という道のない急勾配の山道をよじ登るように登山して、ようやくたどり着いた時、目の前に現れるほぼ垂直で岩肌むき出しの崖の中腹に、一見不釣り合いと思わせる軽快な木造の「投入堂」に、幼いながら衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。恐らく、基礎知識や先入観なしで私が感動した初めての建築がこの「三仏寺投入堂」ではないかと思います。

 改めて写真を見ると、やはり美しいですね。
 どうやって工事をしたのかも不思議ですが、数百年も昔に建立し今そこに実際に存在している姿が、とにかく美しいです。
 険しい道のりを乗り越えてまで人々が見に来たくなる「美」。登りついた時に感じる身体的疲労と、足場の悪い断崖絶壁の恐怖感とが相まって、より一層訪れる人に息をのむ美しさを感じさせているのかもしれません。登山家が頂上で感じる達成感も、この感覚に近いものがあるのでしょうか。
 

 また、鳥取県三朝町には三朝温泉がありますので、疲れた体を癒してくれます。まだ行かれたことがない方は是非足を延ばしてみてはいかがでしょうか。