投稿者:小島美樹
フィンランドといえば、アパレル企業のマリメッコ、デザイナーのアルヴァ・アアルト、エーロ・サーリネン、そしてムーミン。
フィンランドにある「ムーミン美術館」からやってきた展示物が、今夏大分県立美術館(OPAM)にて展示会が開かれており観賞しました。
ムーミン・・・いろんな情報をみていくと、奥が深そう。子供向けのイメージがありますが、決してそうではなさそうです。実際、文学、美術、哲学などの注目を集める存在になりました。
今回はインクで描かれた原画が主に展示されており、見応え充分でした。
かわいさと大人っぽさの両方の顔のあるムーミン世界。
アルヴァ・アアルトの‘スツール60’の誕生100周年記念してムーミンとのコラボが実現されています。
アアルトのシンプルデザインにモノクロで描かれたムーミン・・・相性がいい。
最後に、マリメッコ。
マリメッコで頭に浮かぶ柄は大きな花柄。マイヤ・イソラ(1927~2001)がデザインを手かけた‘ウニッコ’である。1964年に誕生し、今もなお根強い人気だそうです。雑誌やテレビ等でついつい目に止まります。
シンプルなデザインだからこそ、飽きないのか。インパクトが強いのか。
この3つとも、永年愛されているキャラクターやデザイン。誕生までのいろんな蓄積が形になったんだろうな~。